長嶋茂雄さんは、「ミスタープロ野球」として日本の野球界に君臨し、現在も読売ジャイアンツの終身名誉監督を務めています。彼の現在の年収や、副収入について知りたいと感じる方も多いでしょう。
この記事では、長嶋茂雄さんの現在の収入状況に加え、住まいや自宅の情報について詳しくお伝えします。また、最近の健康状態や病院でのリハビリ状況、そして娘さんによる介護サポートについてもご紹介します。
長嶋茂雄さんの現在の生活環境と、彼の収入源を総合的に理解するための内容をお届けします。
長嶋茂雄の年収は1億円超
長嶋茂雄さんの現在の年収は、およそ1億円とされています。これは、彼が読売ジャイアンツの終身名誉監督として受け取っている年俸が主な収入源です。この金額は、長嶋さんが巨人軍に長年貢献してきた実績と、彼の揺るぎない影響力を反映しています。
長嶋さんは単なる監督としてだけでなく、巨人軍の象徴的存在としても高く評価されており、その影響力は日本プロ野球界全体に広がっています。したがって、この収入は彼の長年の功績と、野球界全体への貢献に対する報酬としての側面を持っています。
また、長嶋さんの収入は年俸にとどまりません。特定のイベントや記念式典に出席する際には、出席料やその他の関連費用が支払われることもあります。特に、東京ドームでの試合や巨人軍の公式行事に姿を見せる際には、これらの報酬が追加されることがあります。
巨人軍にとって、長嶋茂雄さんの存在は計り知れない宣伝効果を持つため、これらの報酬も重要な収入源とされています。ただし、彼の健康状態や活動の制約によって、収入に変動が生じる可能性があることも理解しておく必要があります。
長嶋茂雄のその他の収入源
長嶋茂雄さんの副収入には、メディア出演料や著書の印税が含まれます。これらは、彼が築き上げた野球界での輝かしい実績と、その広範な知名度によるものです。
まず、メディア出演料についてですが、長嶋さんはしばしばテレビ番組やドキュメンタリー、特別企画などに登場します。インタビュー形式での出演や、過去の映像を振り返る特集番組など、彼の存在は視聴者の関心を引きやすく、テレビ局や制作会社にとっても大きなメリットがあります。これにより、出演料は高額になることが一般的です。また、彼が出演することで視聴率が上がりやすく、その結果、スポンサーの協賛が得やすくなるため、出演料もさらに高く設定されることがあります。
次に、著書の印税についてですが、長嶋さんはこれまでに数々の自伝や野球に関する書籍を出版してきました。彼のファンや野球愛好者にとって、これらの書籍は今もなお重要な情報源であり、人気が続いています。特に、彼の野球に対する哲学や経験談は、多くの読者にとって興味深く、魅力的な内容です。そのため、これらの書籍の売上から得られる印税収入は、安定した副収入の一部となっています。
このように、メディア出演料と著書の印税収入は、長嶋茂雄さんの副収入として重要な役割を果たしています。ただし、健康状態によっては出演機会が限られることもあり、収入に変動が生じる可能性がある点には注意が必要です。
長嶋茂雄のプロ野球現役時代の年収
「ミスター」として知られる長嶋茂雄さんのプロ野球現役時代における最高年俸は、1972年から1974年にかけての4920万円でした。この金額は、現在の貨幣価値に換算すると約2億5000万円に相当します。
また、2002年度の長者番付では、長嶋さんは4434万円の納税を行っており、これに基づく推定年収は約1億2000万円です。当時から、長嶋さんは巨人軍の終身名誉監督という肩書きを持っており、現在も同程度の年収が続いていると考えられます。
長嶋茂雄の資産額は17億円
週刊FLASH2019年4月9日号の取材情報によりますと・・・長嶋茂雄さんが築き上げた「長嶋家の資産」は、総額で約17億円に上ります。これには、長嶋茂雄さん自身とオフィスエヌ（以下エヌ社）が所有する不動産が含まれます。
長嶋茂雄さんが現在も住んでいる田園調布の自宅（1）と、世田谷区にある土地（2）は長嶋茂雄さんの所有です。
かつて、中曽根康弘元首相が住んでいた世田谷区の土地には、以前は豪邸が建っていましたが、現在はマンションに建て替えられ、家賃は月12万円ほどとなっています。
この建物はエヌ社が所有しています。
エヌ社は、長嶋茂雄さんの妻・亜希子夫人が長年社長を務めていた資産管理会社ですが、彼女の死後、次女の長島三奈さんが社長を引き継ぎました。
現在、これらの資産は三奈さんが実質的に管理しています。
田園調布にある外国人向けの貸家（3）は、自宅近くに位置し、かつては長嶋茂雄さん、亜希子夫人、一茂氏、エヌ社が共有名義で所有していましたが、2003年5月に3人の持ち分がエヌ社に売却されました。
大田区にある賃貸マンション（4）は、家賃22万円ほどで、また、箱根町の別荘（5）は長嶋茂雄さんにとって現役時代からの思い出の地です。
長男の長嶋一茂さんは、父親の財産についてテレビ番組で「すべて放棄している。兄弟4人いるが、3等分にするように言っている。揉めたくないから」と語っています。
一茂氏の資産状況について、不動産関係者は「彼は不動産投資や株、ファンドを行っており、亡き母が眠るハワイの不動産にも手を出しています。
過去には先物取引で2000万円を持ち逃げされたこともありましたが、現在は儲かっているようです。
今住んでいる港区の自宅（6）については「建物込みで2億円で購入し、さらに8000万円をかけて改装した。賀来千香子も欲しがっていたが、急いでキャッシュで購入した」と述べています。
長嶋一茂さんの自宅も購入時より土地の価値が上がっており、彼には野球以上に投資の才があるようです。
【長嶋茂雄さんの資産】
- （1）大田区田園調布の自宅：地上2階地下1階、敷地面積590平米、評価額6億3600万円
- （2）世田谷区の賃貸マンション：2階建て全8室、敷地面積770平米、評価額5億2400万円（※建物はオフィスエヌが所有）
【オフィスエヌ（長嶋三奈さん）の資産】
- （3）大田区田園調布の貸家：2階建て、敷地面積320平米、評価額3億5000万円
- （4）大田区の賃貸マンション：2階建て全4室、敷地面積317平米、評価額1億6900万円
- （5）神奈川県箱根町の別荘：地上1階地下1階、敷地面積1732平米、評価額3100万円
- ※このほか、三奈さんは品川区にある自宅マンションの部屋も所有
【ナガシマ企画（長嶋一茂さん）の資産】
- （6）港区の自宅：4階建て、敷地面積120平米、評価額2億3400万円
長嶋茂雄財団設立までのいきさつと詳細
2023年、長嶋茂雄氏は「長嶋茂雄一般財団法人」を設立しました。
この財団の所在地は、大田区田園調布にある彼の自宅に登録されており、その設立目的には「野球を中心としたスポーツ全般の普及と振興、競技力向上や健康増進を図ること」といった活動が掲げられています。
長嶋氏が財団を設立した背景には、いくつかの重要な理由が考えられます。第一に、彼の野球界への貢献を次世代に伝えたいという強い思いがあるでしょう。
彼は長年にわたり日本の野球界で多大な影響を与えてきました。そのため、彼の情熱を受け継ぎ、次世代の選手育成や野球の発展を支援するために、財団を通じてさまざまな事業を展開する意図があります。
具体的には、野球イベントの開催や若手選手の育成プログラムの支援などが考えられます。
また、財産管理の効率化と保護も財団設立の重要な動機です。長嶋氏は多くの価値ある財産や記念品を所有しており、それらを適切に管理し、後世に伝えることが求められています。
財団に資産を拠出することで、財産の一元管理が可能になり、遺産相続時のトラブルを防ぐことができます。
特に、一茂氏との間で発生した記念品の無断売却といった問題を回避するためにも、財団の存在は意義深いものです。
さらに、税務上のメリットも財団設立の要因の一つです。資産を財団に寄付することで、相続税の負担を軽減することが可能となり、長嶋氏の財産をより有効に活用することができます。
これにより、彼の遺産が将来にわたって有効に利用され続けることが保証されます。
このように、長嶋茂雄氏の財団設立には、野球の普及と振興、財産管理の効率化、そして税務上のメリットという複数の理由があり、それらは彼にとって非常に重要な決断であったことが理解されます。
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